チェーンとスプロケットはなぜ同時交換がおすすめなのか?【サンスターならチェーン&前後スプロケットの3点セットが迷わず選べる!】
ワングレードで選びやすく! お財布にやさしい価格も実現
サンスターのチェーンは520、525、530の3サイズを用意。現行スポーツバイクなら250ccクラスから1000ccオーバーまで、ほとんどの車種をこの3サイズで対応でき、もっとも大型の530サイズで1400ccまでカバーしている。そしてスプロケットの歯とのはめあいを最適化し、互いの耐久性を最大限に引き出す設計を採用。ピンに施した凹加工が軽量化と高強度を実現し、独自のグリス封入方法でブッシュとピンの間のグリス充填量を最大化している。優れた耐久性を誇るシールチェーンは3カラーがラインナップ。ゴールドやシルバーと比べるとメッキ加工のないスタンダードはサビやすいといえるが、その他の性能は一切変わらない。 「どのサイズもシンプルなワングレードにしたのは価格を抑える上でも有効ですし、分かりやすくて迷わないという利点もあります。消耗品である以上、交換時にユーザーの負担を少なくするという観点もあって、この商品提案になりました」と菊地さんも語る。 ちなみにサンスターのチェーンは耐久性を最重視し、強度にも十分余裕を持っているため、各サイズに対する排気量の指定を守ればレースやサーキット走行にも問題なく使えるのもうれしいポイントだ。
チェーンの交換を怠ると、なにが起こる?
前述したようにチェーンは消耗品であり、その寿命に大きく影響するのがチェーンの伸びだ。スイングアーム後端の「チェーン引き」で張りを調整できないほど伸びてしまったら即交換の必要があるが(走行中にチェーンが外れる可能性も!)、それ以下でもある程度伸びたら交換が必須! 交換を怠るとチェーンのピッチ(ローラーの内側にあるピンとピンの間隔)とスプロケットのピッチ(歯と歯の間隔)がズレてしまう、いわゆる「ピッチずれ」が起こるからだ。ピッチずれの状態で走行すると振動や騒音が大きくなるだけでなく、スプロケットの歯底部分でローラーを受け止めることができなくなり、加速度的にスプロケットが摩耗することにもなる。その結果、駆動ロスも増え、燃費悪化にも繋がるという悪循環になるのだ。