チェーンとスプロケットはなぜ同時交換がおすすめなのか?【サンスターならチェーン&前後スプロケットの3点セットが迷わず選べる!】
1960年代にバイク用部品の製造販売を開始し、スプロケットを半世紀以上も作り続けているサンスター。そのノウハウを活かして近年は、バイク専用チェーンも企画販売している。スプロケットとチェーンを製造販売しているのは日本では同社のみ。ドライブ(フロント)とドリブン(リヤ)スプロケットとチェーンを組み合わせた3点セットは、豊富なラインナップとお財布にやさしい価格で注目を集めている。そこで、「チェーンとスプロケットは同時交換しないといけないの?そのメリットは?」そんな疑問をサンスターのバイク用品を展開している国美コマースの菊地純さんに投げかけてみた。 【画像】サンスターのチェーン&前後スプロケット関連画像をギャラリーで見る(18枚) 文/Webikeプラス 小川 勤
スプロケットメーカーがチェーンを企画開発する理由とは?
サンスターといえばアフターパーツのブレーキディスクやスプロケットで有名だが、バイク用のスプロケットに関しては生産を始めてから60年以上の歴史をもつ老舗。そんなメーカーが2021年に新たにチェーンカテゴリーに参入して誕生したブランドがある。それがサンスターが監修する「モーターサイクルチェーン」だ。 チェーンの役割は、エンジンが生み出す強力なパワーをリヤタイヤに伝えること。とても重要なパーツであり、かつ加速や減速のたびに大きな力が加わって少しずつ伸びていくので、ある程度の距離を走ったら交換が必要になる消耗部品でもある。それだけにチェーンは古くから専業メーカーや有名ブランドが存在するのだが、なぜサンスターがこのカテゴリーに参入したのだろうか? 「サンスター=スプロケットのイメージをお持ちの方は多いと思いますが、当然ながらスプロケットとチェーンは密接な関係にあります。スプロケットの耐久性はチェーンの性能に大きく左右され、またチェーンの耐久性はスプロケットに左右されるからです。スプロケットやチェーンの寸法や形状などは工業規格で定められているため、どのメーカーが作っても基本的なカタチは変わりません。でも、スプロケットとチェーンのはめあいや相互作用としての相性の良し悪しというのがあって、それは確実に性能に反映されるんですね。スプロケット生産に長い歴史と膨大なノウハウを持つサンスターだからこそ、バイク用チェーンの最適解に尽力すべく企画開発に着手したんです」と菊地さん。