【バレー】男子日本代表 フィリップ・ブラン監督「チームプレーが我々のキーになる」、石川祐希主将「サーブレシーブを安定させることが一番大事」 パリ五輪決勝トーナメントに向けて
パリ五輪男子バレーボール競技、男子日本代表チームは予選ラウンドを8位で通過。5日に決勝トーナメント・準々決勝で予選ラウンド1位のイタリアと対戦する。これに先立ち、フィリップ・ブラン監督と石川祐希主将が日本バレーボール協会を通じて、コメントを発表した。 コメントは、以下の通り。
フィリップ・ブラン監督
――予選ラウンドの3試合を振り返って。 ブラン:ドイツ戦では強いサーブに対しパスがよかった。アルゼンチン戦ではブロックとミドルブロッカーのプレーがよく、アメリカ戦は西田有志選手のプレーがよかった。次の試合ではそれぞれのいい点を集結させてぶつかっていきたい。 ――準々決勝・イタリア戦、勝利のポイントは? ブラン:チームスピリット。チームプレーが我々のキーになる。イタリアは今まで(オリンピックで)金メダルを取ったことがないので圧力を持って挑んでくる。その時に一つひとつのボールに食らいついていけば、イタリアのマインドに迷いが出てきて我々に勝機が出てくる。 ――石川祐希選手、髙橋藍選手が100%の状態でないと思うが、その要因は? ブラン:髙橋藍選手の場合は怪我があって、ネーションズリーグの後半戦に出場できなかった。そこから少しずつ、試合ごとによくなってきているので、次の試合が彼のピークになることを願っている。石川選手の場合は、ドイツ戦の最初はいいプレーをしていた。試合の結果やふくらはぎをつって少し自信を失ったように感じる。ただ、次の試合では(調子が)戻っているだろうし、イタリア相手に彼は特別な感情を持っているので、何かいいプレーをしてくれることを期待している。 ――メダルに向けた自信と決勝トーナメントへの思いは? ブラン:メダルを獲りにオリンピックにきている。メダルを獲るには決勝トーナメントに進まないといけないが、まずはそれを達成した。ここからの次の3試合、これまで築き上げてきたチームを見せたい。最後に日本らしいバレーができることを期待している。