【バレー】男子日本代表 フィリップ・ブラン監督「チームプレーが我々のキーになる」、石川祐希主将「サーブレシーブを安定させることが一番大事」 パリ五輪決勝トーナメントに向けて
石川祐希主将
――予選ラウンド3試合を振り返って。 石川:チームとしても、個人としても求めていたものとは違う結果だったが、予選を突破したことが重要。この後はどこと当たっても力があるチームばかりなので、ここからかなと思う。 ――自身のプレーは100%の状態ではないと思うが、ここからどう改善していくか? 石川:サーブレシーブを安定させることが一番大事だと思う。スパイクに関して、アメリカ戦は試合に出た1、2セットは決定率が高かったので心配はしていない。まずはサーブレシーブを大事にしていきたい。イタリア戦も相手は僕を狙ってくると思うので、その時にしっかり耐えられるように、パフォーマンスをしていきたい。 ――準々決勝・イタリア戦のポイントは? 石川:正直どことやっても、準々決勝の難しさは変わらない。イタリアはとても強い国で、こういうチームを倒さないと次に進めない。相手のことより自分たちのベストを毎試合で出していくことにフォーカスしなければならない。サーブレシーブで耐えて、いい状況で関田(誠大)選手が(トスを)上げられるようにすることが勝負の鍵だと思うし、相手のブロックがいいのでハイボールになったときの状況判断を間違えないようにして、常に攻めの姿勢を取れるようにしたい。 ――決勝トーナメントの組み合わせを見た印象は? 石川:どこ(の山)に入っても同じだと思っている。力があるチームしか残っていないが、僕たちはどことやっても勝てるポテンシャルは持っているので、それを常に発揮していくことが勝つことにつながると思う。オリンピックなので、(トーナメントの)山がいい、悪いではなくて、常に自分たちのベストパフォーマンスをする。目の前の相手に勝つことに(集中して)やっていきたい。 ――負けたら終わりのトーナメント、大事なことは? 石川:間違いなく苦しい展開や、なかなか波に乗れないことはあると思うが、そこで耐えて我慢強くついていくことが必要だと思う。メンタルで崩れたりするケースもあるので、そこで耐えられるようにすることが大事。 ――決勝トーナメントへ向け意気込みを。 石川:ここからは負けたら終わりなので、絶対に勝ち切ると強い意志を持って臨むことと、ベストパフォーマンスをすることが重要だと思う。ここにメダルを獲りにきているので、絶対に獲りにいく。