佐々木朗希がヤンキースを選ぶ理由に「田中将大」 ドジャースは妙味なし=米サイト
ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指しているロッテの佐々木朗希投手(23)の移籍先が注目される中、米スポーツサイトのアスレチックは6日(日本時間7日)に「ヤンキースかパドレス」と予想した。 【写真】大谷翔平とヌートバーにいじられる佐々木朗希 佐々木はすでにドジャース、パドレス、カブス、ヤンキース、メッツ、レンジャーズ、ジャイアンツなど7球団とロサンゼルスで面談したと報じられている。レッズ、ナショナルズでGMを務めた経験を持つ同サイトのジム・ボーデン氏は「まだこのリストに他球団が加わる可能性はあるが、佐々木はおそらくこの7球団の中から契約するだろう」との見解を示すも大本命と目されるドジャースを外した。 「関係者の大半は、佐々木がドジャースと契約するだろうと考えている。だが、私はその考えには賛成しない。なぜなら彼は3年間は(年俸)調停資格がなく、少なくとも6年間はFA資格もないため、日本企業とのスポンサー契約は彼にとって経済的に重要になると思うからだ。ロサンゼルスでは、彼は大谷翔平と山本由伸の陰に隠れ、スポンサー契約の上限が低くなるだろう」 そして、「彼がドジャースでプレーする運命にあるとは思えない理由は他にもある」と指摘するとこう解説した。 「彼は子供時代、田中将大のファンとして育ったので、少なからずヤンキースファンだったと推測できる。彼はダルビッシュ有をゴッドファーザータイプの実力者とみなしており、このパドレスのベテラン選手は、2023年のWBCで日本が優勝した際に佐々木を指南した」 最後は「彼がヤンキースかサンディエゴ(パドレス)のどちらかと契約すると予想する」とまとめた。交渉期限の米東部時間23日午後5時(同24日午前7時)までに佐々木はどんな決断を下すのか。注目だ。
東スポWEB