藤浪晋太郎、驚異の20球連続ストライク! 3Aで2回完全5者連続三振 スプリット多投 ストライク率91%
メッツ傘下、3Aシラキュースの藤浪晋太郎投手が17日(日本時間18日)、ロチェスター戦に七回から3番手で登板し、2回無安打無失点、5奪三振の快投を見せた。23球を投げ、最速は160キロ、ストライク率91%(21球)だった。 8点ビハインドの一方的な展開で七回のマウンドに立った藤浪は先頭を遊飛に打ち取った後、次打者にはこの日最速の160キロを計測し、カウント0―2から外角際どいスプリットで見逃し三振。3人目をスプリットで空振り三振に仕留めた。 イニングまたぎとなった八回もストライクを先行させ、スプリットを決め球に3者連続空振り三振。圧巻の5者連続奪三振ショーだった。 制球が大きな課題の藤浪だが、この日は23球のうちボールはわずか2球でストライク率は91%。配球は直球8、スプリット12、カットボール3だった。また、1人目の2球目から最後の打者の3球目まで20球連続でストライク(インプレー1球、ファウル7含む)を記録した。 前回14日のロチェスター戦は1回2安打2失点でマイナー初黒星。中7日のマウンドは暴投で1点を失うなど、精彩を欠いた。今季はここまでメジャー昇格はなく、18試合の防御率は8・35。右肩痛から復帰した6月25日以降は13登板のうち10登板で無失点に抑えている。