ドライバーとユーティリティの間には何を入れる? ウッドが苦手なタレント・ユージの10年の悩みは解消されるのか?!【動画あり】
ここで再度「ギア王」から提案が。ユージが「TSR2」の3番ウッドをある程度打てることを想定して、3番ウッド(15度)と14年モノのユーティリティ(21度)の間を埋めるクラブも2本用意してあったのだ。 一本目はフォーティーン「HI-877」(18度)。シャフトは純正でフレックスはS。 「877」と書いて「バナナ」と読ませる、2016年発売のアイアン型のユーティリティでヘッドの色が黄色でバナナに模している。コンセプトが「8番アイアンのように優しく打てる」なので、アイアン好きのユージにはもってこいのユーティリティだ。
試打を進めるとおおよそ240ヤード前後の総飛距離で、間を埋める飛距離が出たものの、弾道がスライスで安定しなかった。原因は中古市場を探したが、ユージのヘッドスピードに合うXのシャフトが見つからなかったのだ。 「僕にはシャフトが軟らかいので、しなり戻りが間に合わない状態でインパクトを迎えるからスライスになりますよね。自分に合ったシャフトなら、きっといい結果が出ると思う。あとコンセプトが好き。キャディさんに『バナナお願いします』って言いたいです(笑)」 もう一本はキャロウェイ「APEX UW」(17度) 「APEX UW」のUWは「ユーティリティウッド」を意味していて、ユーティリティの操作性とフェアウェイウッドの打ち出し角とスピン量、そのそれぞれの良さを組み合わせたクラブとして2021年に登場。 キャロウェイ契約のPGA選手は、7番ウッドだと球が上がりすぎるので少し弾を抑えて打ちたいという考えで3番ウッドの下に「APEX UW」を入れている選手も多いとのことで今回は選定された。 試打は、予想を上回る結果に。1球目は引っ掛けでキャリーで『232ヤード』、トータル『272ヤード』、2球目はスライスで『261ヤード』だったが、最後の3球目はターゲットから9ヤード左のストレート系で飛距離は『291.0ヤード』。