「これは落ちたら…大変なことになる」SASUKE現役最強“サスケくん”森本裕介(33歳)が明かす“主役の重圧”「最後、僕がひとりになっちゃって…」
「SASUKEはスポーツではない」のか?
SASUKEを立ち上げ、現在も総合演出を務めるTBSの乾雅人は、あるインタビューの中で「SASUKEはスポーツ選手権ではない」「さまざまな職種の人が頑張るのを見せる番組。視聴者が応援したくなる人間性を重視している」と語っていた。 スポーツエンターテインメント番組という肩書きが示す通り、スポーツであり、エンターテインメントでもある。やり直しの許されない究極の一発勝負に臨もうとしているときに、仲間に並走して声を上げ、たくさんのカメラに一挙一動を追いかけられ、コメントを求められる。 森本は競技で100%力を出すことはもちろん、仲間を思って全力を出し切ってほしいと必死に応援するのは「SASUKEのいい文化」だと捉えている。 乾の言葉にも半分同意し、半分は異を唱える。
「SASUKEはスポーツだと思っています」
「SASUKEの選手の人間としての魅力を視聴者の方が感じる側面というのはすごく大事ですし、SASUKEの大きな一面。僕はそれにプラスしてSASUKEはスポーツだと思っています。これは絶対そうだと考えていて、他の競技に負けないぐらいの情熱と努力を積んで挑んでいる番組で、それがスポーツじゃないというのはあり得ない。絶対にSASUKEは立派なスポーツ。その両方あるからこそ感動できるんだと思います。人間性が見えて、かつその人が一生懸命普段から頑張ってる。2つが揃ってるからSASUKEはみんな感動ができる」 一見強そうには見えないソフトウェアエンジニアの森本が、誰よりも思い入れを持って、誰よりもたくましくモンスターコースを制圧していく。確かにギャップのあるそのさまこそがSASUKEの魅力をストレートに体現している。 とはいえ、SASUKEはテレビ番組だ。永遠に続くものではないだろう。もし、それだけ情熱を傾けた番組が終わってしまったらサスケくんはどうするのだろう。 そう問いかけると、森本は意外とあっけらかんと答えた。 「今まで番組に出させていただいて、目標を追ったり仲間を大切にしたり、たくさんのことを学ばせてもらいました。もし仮にSASUKEが一切なくなっても、間違いなくこの先の僕の人生は充実している。SASUKEのおかげで幸せな人生になると思います」 そこにあったのはSASUKEに人生をかけた男の、幸せな笑顔だった。 「SASUKE2024 第42回大会」 TBS系 12月25日(水)よる6時~放送予定 https://www.tbs.co.jp/sasuke_rising/
(「Number Ex」雨宮圭吾 = 文)
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