秋の夜長にピッタリ!Steam配信中の「和風ホラーゲーム」5選―伊藤潤二から昭和レトロな恐怖まで…厳選ピックアップ【特集】
執筆時点でのSteamレビューは、617件中83%のユーザーが支持する「非常に好評」ステータスを獲得。ちなみに、2024年12月6日~29日の期間中に、リアルお化け屋敷イベントを運営する「オバケン」と本作のコラボ企画が実施されるそうなので要チェックです。
◆特徴
全体的な手触りとしては、ウォーキングシミュレーター要素の強い、オーソドックスな一人称視点のホラーゲームといった感覚。1980年代の山深くどこか懐かしい昭和の風景を舞台に、アイテムを調べたり、物語の断片が知れる様々な資料を手に入れていく探索、日本家屋の恐ろしい空気感、異形との緊張感のあるチェイスなど、ゲームシステムも洗練されていた印象です。
特に、細部まで作り込まれた美麗でリアルなグラフィック、徐々に紐解かれていくストーリーは奥深く、グロテスクな恐怖と郷愁を誘う儚さが同居した素晴らしいホラー作品に仕上がっています。
タイトル:『ウツロマユ』
対応機種:PC(Steam)/ニンテンドースイッチ
発売日:2023年12月7日
価格:1,480円
◆概要
本作は中国系のデベロッパー拾英工作室が開発しており、「和風」というと厳密には語弊がありますが、それでも1990年代当時の社会情勢、世間を震撼させた事件、伝承、そしてカルチャーなど「日本」を丸ごと題材にしている点が興味深く、あえて今回選考いたしました。
プレイヤーは、小さな町に閉じ込められてしまった女子高生「希原夏森(きはら かしん)」となって、隠された秘密を探りながら町から脱出する方法を見つけ出す冒険が始まります。
執筆時点でのSteamレビューは、12,387件中95%がポジティブな「圧倒的に好評」ステータスを獲得しています。
◆特徴
本作の内容は、見下ろし型のシンプルな2Dアドベンチャーゲーム。日本文化好きな開発者とあって、緻密なドット絵で描かれた主人公など登場キャラクターたちは皆可愛らしく魅力的。キュートなネコちゃんもいっぱい出てきます。