スマホなしでは生きられない? 現代人の75%が「スマホ依存症」【Job総研調べ】
パーソルキャリアが運営する「Job総研」は、「2024年 スマホ依存の実態調査」を実施した。スマホ依存度やその背景、日常生活への支障などについて、20~50代の男女606人に聞いている。
74.3%の人が「スマホ依存」若者ほど依存度が強い傾向
まず、スマホに依存しているかを聞くと、「依存していると思う」の合計は74.3%にのぼった。年代別に見ると、20代では80.4%で最多となり、ついで30代が79.8%、40代が70.7%と続いた。年齢層が若いほど依存度が強い傾向があるようだ。
スマホ依存の自覚ありと答えた人に対し、その理由を聞くと、「無意識に時間が経っている」「少し時間が空くと開いてしまう」「スマホなしでは1日過ごせない」といった回答が上位に。具体的にどんな目的で使っているかを聞くと、「SNS」が54.7%で最多となり、「動画視聴」が49.6%と続いた。
9割弱の人が「スマホがない環境に不安を感じる」
また、スマホの使いすぎによる日常生活への支障有無を聞くと、「支障がある」の合計は75.4%にのぼっており、内訳は「どちらかといえば支障がある」が42.0%を占めた。具体的な内容としては、「睡眠不足・睡眠の質の低下」が71.7%で最も多く、以下「視力の低下・目の疲れ」が59.0%、「集中力の低下」が48.4%と続いた。
スマホの使いすぎをやめたいと思うかという質問では、77.6%の人が「やめたいと思う」と回答。20代では86.5%の人が「やめたい」と回答しており、スマホ依存の深刻さがうかがえた。
さらに、スマホがない環境に不安を感じるかを聞くと、88.8%の人が「不安を感じる」と回答。年代別に見ると、最も不安を感じる人が多いのは30代で、92.4%にのぼった。
調査概要
・【調査対象者】現在職を持つJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者 ・【調査条件】全国/男女/20~50代 ・【調査期間】2024年11月6日~11月11日 ・【有効回答人数】606人 ・【調査方法】インターネット調査