要注意…相続の相談をする際、「専門家に嫌われる」避けるべき〈4つの対応〉【司法書士が解説】
こんな対応は専門家に嫌われる
みなさんが専門家を選ぶのと同時に、専門家もあなたの様子をじっくり観察しています。相談の際にやってはいけないことを説明しておきます。 ・本題になかなか入らない 相談時間は有効に使いましょう。家族関係など、昔話のなかに重要な事実が含まれることもありますが、今さらどうにもならないことを延々と語るのはNGです。 ・一方的な主張をして、専門家の意見を聞き入れない ルール、つまり法律を無視して自分の考えに共鳴・同意してくれる専門家を探している人がたまにいます。気持ちをふまえて、現実的な解決策を探りましょう。 ・専門家からの質問に回答しない、重要な事実を告げない 家族関係や借金など、答えにくいことも当然あります。で、あれば「答えにくいですが、こうなんです」と伝えましょう。守秘義務がありますから、外に漏らすことはありません。 また、自分に都合の悪いことを話さない場合、のちのちトラブルが起こります。 ・いきなり報酬を値切る 人生相談ではなくプロとして仕事をうけおうので、労力に対する対価を最初から値切られると困ります。気になる場合は、「予算はいくらです」と先に伝えるほうが話は早いです。 太田 昌宏 司法書士・行政書士
太田 昌宏
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