【東北】花巻東・葛西が青森山田を完封、弘前学院聖愛は8回コールド勝ちで決勝に進出<地区大会>
2024年の第71回春季東北地区高等学校野球大会(宮城)は17日、準決勝が行われ、花巻東(岩手)と弘前学院聖愛(青森)が決勝に進んだ。 【トーナメント表】春季東北大会 結果一覧 花巻東は2対0で秋春連覇を狙った青森山田(青森)に勝利した。2回に2死満塁から簗田 蒼汰内野手(3年)の2点適時打で2点を奪うと、先発の葛西 陸投手(3年)が6安打完封劇。終盤3イニングはパーフェクトに抑える9奪三振の力投だった。昨夏甲子園を経験した左腕が、優勝した14年以来の決勝進出に貢献した。 弘前学院聖愛は8回コールドの7対0で盛岡大附(岩手)に快勝し、5年ぶりの決勝進出を決めた。初回に2点を先制すると、6回から3イニング連続で得点を挙げ、一気にコールド勝ちに持ち込んだ。投げては先発の芹川 丈治投手(2年)が、わずか3安打しか許さず、8回7奪三振無失点の好投を見せた。 18日に決勝が予定されている。