新車のオプション価格が「Web見積もり」より「実店舗」の方が高くなるのはなぜ?お得に新車を購入する方法
気になる新車があり、Web見積もりで取得した情報を基に実店舗であるディーラーへ出向くと、Web見積もりよりも高い金額を提示されることがあります。なぜ高くなるのか、気になる方もいるでしょう。 そこで今回は、Web見積もりとディーラー見積もりで金額差が生じる理由と新車をお得に購入する方法を解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
Web見積もりとディーラー見積もりに価格差が生まれる理由
自動車メーカーの公式サイトでは、Webによる見積もりシミュレーションのサービスがあります。そこで得た見積もりを基に新車の購入を検討し、ディーラーへ出向き、見積もりを依頼するとオプション価格に差が生じるケースがあるようです。差が生じる理由は、以下のものが考えられます。 ■取り付け工賃が含まれていない可能性がある Web見積もりで表示されるオプション価格には、取り付け工賃が含まれていない、もしくは標準工賃のみの可能性があります。 また、自動車メーカーのWebサイトに記載されているオプション価格は、メーカーの希望小売価格です。そのため、ディーラーによって標準工賃や作業内容が異なる可能性があります。 Webの見積もりシミュレーションは、あくまで目安の金額のため、実際に販売しているディーラーで正確な見積もりを取得してもらうとよいでしょう。 ■そもそも車のメーカーとディーラーは別会社である 車のメーカーとディーラーは資本が異なり、別々の会社となっている可能性があるため、Web見積もりとディーラー見積もりが異なることは当然といえるでしょう。 ディーラーとは、自動車メーカーと特約店契約を結んだ正規販売店を指し、特定メーカーの車の販売や点検、整備、任意保険加入の手続き代行などを行っているようです。 Web見積もりシミュレーションは、自動車メーカーが運営していることが多く、ディーラーが運営していない可能性があります。そのため、車やオプションの販売価格が異なる場合もあるでしょう。 また、自動車メーカーとディーラーは別会社であると同時に、同メーカーの車を販売するディーラーも複数あり、それぞれ別資本で運営されている可能性があります。 例えば、トヨタ自動車株式会社の正規ディーラーである「トヨタカローラ」は、地域ごとにトヨタカローラ横浜株式会社、トヨタカローラ埼玉株式会社と別会社で登録されています。