洋食歴40年のシェフが作る、牛ほほ肉がたっぷりの贅沢カレー(東京・中目黒)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
カレー屋 ボングー 中目黒店(東京・中目黒)
2024年9月、中目黒駅から徒歩1分ほどの場所に、洋食歴40年のシェフが作る贅沢ビーフカレーの「カレー屋 ボングー」が、オープンしました。「ボングー」は2020年に「カレー屋 ボングー NEWoMan新宿店」として誕生し、伝統的なフレンチの技法で作る本格的なデミグラスソースを使った、軟らかな牛ほほ肉がたっぷりのゴージャスなカレーが評判となり、瞬く間に人気となりました。今回はその2号店で、11~15時と昼間だけの営業です。
店内はレンガ調で明るくおしゃれなカフェのよう。一人で食事をしやすいカウンター席の他、テーブル席もあり全19席。卓上には辛さを増すスパイスやらっきょう、福神漬けが置いてあります。
ボングーの「贅沢ビーフカレー」には、3つのこだわりが詰まっていて、一つ目は、スパイスが利いた「漆黒のルー」。玉ねぎを飴色になるまで炒め、焦げる寸前まで小麦粉を炒って作るルーには、熟練した料理人の経験が光ります。ここに、体を温めるカルダモンや美容にもいいとされるクローブなど十数種類ものひき立てスパイスと、2種のブイヨンを加え48時間も煮込むため、コクの深いルーが完成。
二つ目は、脂と食感のバランスがよい牛ほほ肉(または牛すじ肉)を贅沢に使用していること。ほほ肉は、赤ワインと香味野菜、スパイスに一昼夜漬け込んでからじっくり煮込むので、口に入れただけでほどけるような軟らかさに仕上がり、噛むほどにうまみがあふれます。
三つ目は、カレーの名脇役である米。厳選した「新潟県特別栽培米こしいぶき」を使用し、栄養分を残すようにやさしく研ぎ丁寧に炊きあげています。一粒一粒が立っている極上のライスは、うまみ・甘み・粘りの絶妙なバランスでカレーのおいしさを引き立てます。