THE ALFEE 50周年特番放送! 結成の地・明治学院大学で語られた50年の秘話とは?
BS-TBSで11月3日に放送する、THE ALFEE(桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦)の、50年続いた真実に迫る音楽特番「THE ALFEE Memories~50周年とその先へ~」(午後7:00)の取材会が、結成の地である明治学院大学で行われ、THE ALFEEの3人が出席した。 本番組では、2024年8月25日にデビュー50周年を迎えたTHE ALFEEの過去のアーカイブ映像を振り返るほか、さまざまな視点から50年間続いた理由や50年目の真実に迫り、改めて彼らの魅力を深掘りしていく。 彼らの母校である、明治学院大学での収録を終えた3人は、TBS系の「ザ・ベストテン」に出演した当時の懐かしい映像を見た感想を聞かれると、高見沢が「星空のディスタンス」でのセットが今では考えられないくらい予算がかかっていてすごかったことを挙げた。「上位になるほどセットが豪華になっていく感じがしました。1位になるとプレゼントがもらえて、『星空のディスタンス』の時は“星型の桐ダンス”をもらったんですけど、取りに行ったら『どこかに行っちゃった』と言われました(笑)」と振り返る。 坂崎は、高見沢のギターをプレゼントする企画が印象的だったと話し「24万通の応募ハガキの中から選ばれた人に、生放送で電話をしたら、『この電話は使われておりません』と流れて…」と、生放送中にいろいろなハプニングがあったと語った。昔の映像を見た桜井は「見慣れていないからか今の方が若い感じがする」と感想を述べ、高見沢は「俺、こんな感じでしゃべっていたのかとびっくりしちゃった。エラいとんがっていたな」と恐縮。すると、桜井から「お前はとんがってたよ!」と突っ込まれ、「なんか俺が感じ悪いみたいじゃない!」と返していた。「感じ悪い時もあったよ!」と言う桜井だが、「リーダーとしてずばぬけていくには、あれぐらいとんがってないと無理だよね」と、険悪になりそうなその場をまとめていた。 続けて、50年バンドをやり続けた秘訣(ひけつ)とその間に起きた最大のピンチについて質問が及ぶ。すると、「どちらかというとピンチはデビューの時だった」と話す高見沢。「なぜかというと、僕はこのグループにギタリストで誘われて入ったんです。でも、大人たちの事情があって、僕がリードボーカルになっちゃった。しかも『今日からギターを弾かなくていいから。ハンドマイクで歌ってくれ』と。そのデビュー曲は筒美京平さん、松本隆さんのゴールデンコンビが、ゴールデンになる前の最初の曲だったんですが、そのゴールデンコンビの作品で唯一ヒットしなかったのが僕らのデビュー曲『夏しぐれ』です!」と言って笑い飛ばす。しかも「夏しぐれ」は冬になってもずっと歌っていたそうで、友達からは「それ、冬まで歌うの?」「もう冬だぜ。まだ『夏しぐれ』を歌うの?」と、学校でからかわれて「恥ずかしかった」と声をそろえた。