5つのモードをすべて、フルコースで行う場合の流れは？

5つのモードをフルに行った場合の流れも紹介しよう。 1「CLEANモード」（約3分） イオン導出＋温感＋振動の効果で、通常の洗顔では落としきれない、毛穴などの汚れを除去。浸透ケアの前のワンステップだ。 2「BOOSTモード」（約2分） 肌の角層を一時的に緩めて、高分子美容成分の通り道をつくる。赤色LEDでのフォトケアも同時にできる。ここで、手持ちの化粧品を肌に塗る。 3「MOISTモード」（約3分） 電気浸透流にのせて、化粧品の保湿成分を角層にしっかり浸透させる。EMSでの表情筋トレーニングを同時に行ってもOK。 4「 BRIGHT UPモード」（約3分） ビタミンCなど、マイナス電荷を持つ美容成分を角層へ浸透させる。EMSでの表情筋トレーニングを同時に行ってもOK。 5「COOLモード」（約2分） お手入れの最後に肌をクールダウン。引き締まった肌に仕上げる。 手軽なデイリーケアには、「MOISTモード」または「BRIGHT UPモード」と「COOLモード」で計約5分。しっかりベーシックケアには、上記のフルコースのうち、「MOISTモード」か「BRIGHT UPモード」のどちらかひとつを選び、計約10分のトリートメントを。肌悩みやライフスタイルに合わせて、お手入れの内容をカスタマイズできるのが便利だ。 「難しく考えることなく、毎日のスキンケアに取り入れられて、美容成分を余すことなく肌に押し込めることができるのが、この美顔器のいいところ。この美顔器を一緒に使うと、スキンケアコスメの効きが全然違ってきますよ！」と吉田さん。 ──ハリや弾力の低下、くすみやシミ…。 気になる肌悩みは増えているのに、スキンケアの効きがいまいちと感じる人に、この美顔器はおすすめ！ ついでに表情筋も鍛えて、引き締まった顔立ちを目指したい。

美容エディター・ライター 吉田瑞穂さん

【教えてくれたのは】 吉田瑞穂さん 大手通信キャリア勤務を経て、2001年より美容エディター・ライターとして、さまざまな雑誌、広告で活動。試した数300超、所有数60超の美顔器については一家言あり、識者としてテレビ出演やコンサルティングも行っている。2024年は、著書の刊行や、ネットサービス「Ameba」でオフィシャルブログをリリースする予定。 取材・文／中込久理　取材協力、画像・資料提供／パナソニック