ハンディファンの決定版、見つけた。風量強め&冷却プレートで快適が続く【これ買ってよかった】
今年の夏は「異例の猛暑」になりそうです。 筆者が住む関西でも、7月に入って最高気温35度前後が続いています。昨今の温暖化の進み具合から、これは十分予想できることでした。 ハンディファンの決定版、見つけた。風量強め&冷却プレートで快適が続く【これ買ってよかった】 もっとも、暑いからといって部屋にこもり続けるわけにはいかないので、いくつかの暑さ対策をしています。 その1つが、「iFan Freeze3(アイファン フリーズ3)」という名のハンディファン。 携帯冷風機のブランド「iFan」を擁する、エレス株式会社の新製品で、発売まもなく購入しました。今回はこちらをレビューします。
カラビナ付き&自立させての卓上ファンにも
街中を歩いていると、若い女性たちが、おしゃれかわいいハンディファンを持ち歩いているのを見かけます。 でも、あれと同じようなものを、男性である筆者が使うには、ちょっと抵抗がありました。また、見た目よりも性能本位で選びたいという気持ちもあり、この製品に白羽の矢を立てたのです。 サイズは、ファンを収めたヘッドの直径が60mm、高さが177mm、奥行が55mm。持ち手は、ちょうど手のひらに収まるジャストサイズ。 持ち手の底部にはカラビナが付いており、バックパックのハーネスやスライダーの穴などに引っ掛けて持ち歩けます。 このカラビナはスタンドも兼ねており、(若干安定性に欠けますが)自立させて卓上ファンとしても使えます。 ヘッドの角度は調整できないため、顔に当てたい場合は台に置くなど工夫が必要です。
風量を100段階で細かく設定できる
本製品は、「01」から「100」の100段階の風量レベルが設定可能。持ち手の側面に、+と─のボタンがあり、これでレベルを上げ下げします。 作動音は、レベルが上がるほど大きくなりますが、最大レベルでも「うるさい」と感じるほどではありません。ただし、静かな室内での使用では気になるかもしれません。 また、風量レベルとは別に「リズム風モード」もあります。 今回、試しに風速計を用いて、ヘッドから約10cm離した位置での風量を実測してみました。結果、最小の「01」だとおおよそ4.2m/s、最大の「100」だとおおよそ5.5m/sという数値に。 これは、通常のハンディではない扇風機のやや強めの「微風」設定に相当する数字です(羽根の大きさはまったく異なるので、風が当たったときの感覚は等しいものではないことに注意が必要ですが)。