巨人・井上温大 地元・前橋で初完投初完封もいけたのでは…にぶっちゃけ「菅野さんとか戸郷さんに…」
日本テレビ「あの時実は…巨人リーグ優勝の裏側全部話しますSP」が昨年12月30日午前7時から放送され、井上温大投手(23)が大ブレークのターニングポイントとなったあの試合を振り返った。 【写真あり】地元・群馬で凱旋3勝目を挙げた巨人・井上 岸田行倫捕手(28)をMC役に井上、中山礼都内野手(22)、浅野翔吾外野手(20)の4人による“ブレークスター”座談会。そのなかで井上は自身の名場面に7月3日の中日戦(前橋)を選んだ。 地元である群馬県前橋市での凱旋試合。高校時代に何度も投げたことがある思い出の場所で井上は8回5安打無失点と好投して3勝目をマーク。そこから白星を自己最多の8勝まで積み上げ、シーズン後には侍ジャパンにも初選出された。 井上は故郷での試合で8回まで97球。スコアは8回まで6―0で、プロ初完投初完封に期待も高まった。だが、9回のマウンドには泉が上がり、井上の完封も完投もなくなった。 この時バッテリーを組んでいたのが岸田で「あれ、8回で代わったよね。完封できたんちゃう?」と問いかけた。 すると、井上は「あとあとになったら…菅野さんとか戸郷さんに“完封できる機会なんてなかなかないぞ”って言われたんで“あっ、確かにそうだな”と思ったんですけど、投げてる時はもう…。無失点で早く代わってくれって…」とぶっちゃけた。 これには岸田も声を出して大笑い。井上が「9回に点取られたら(防御率)上がっちゃうんで」とさらにぶっちゃけると、みんなで爆笑となった。 「(投手コーチから)どうかも聞かれずに(交代)」という井上。岸田から「そこは“まだ行けます”みたいに(言えば良かったのに)」とツッコミを受けると「言えば良かったですね。後悔してます」と笑顔だった。