佐々木朗希がMLB挑戦“本人の思いや強さを判断”ロッテ松本球団本部長が説明 “外国人投手”の補強を示唆
千葉ロッテマリーンズは9日、佐々木朗希投手のポスティングによるメジャー挑戦を容認し、移籍に向けた手続きを開始すると発表。松本尚樹球団本部長がZOZOマリンスタジアムで取材に応じました。 【画像】WBCで共に世界と戦った戸郷投手と佐々木投手 「入団当初から毎年話してきた。とにかく早くいって勝負したい。若い年齢で勝負したいってずっと当初から言っていた。総合的に判断して、今年からということで、容認しました」 佐々木投手は今季5年目の23歳。MLBには25歳未満かプロ6年未満の海外選手はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」があり、佐々木投手はこれに該当します。 球団にとっても譲渡金はメリットが少ないですが、「そこは意識せずに、本人とずっと話してきた。本人の思いや強さを判断して容認した」と本人の思いを尊重「1年1年、しっかり彼の思いとかしっかり自分を持って話していた。こうなったら背中を押してあげたい。日本代表でもありながら、ロッテの代表。世界で頑張ってほしい」とエールを送りました。 また佐々木投手が抜ける可能性に伴い、新戦力についても言及。ドラフトでは野手中心の編成となりましたが、「田中晴也とか若い投手がいる。ドラフトに関しては野手をいった。とにかく打撃を中心のドラフト。投手はベテランの石川歩や唐川侑己もいる。(FAの)西野勇士はシーズン中から話している。いい感触を持っている」と語り、“外国人投手”の補強予定と明かしました。