メリーノを狙うアーセナル、支払い条件と契約内容に関し交渉継続…移籍金は約40億円超に?
アーセナルはレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFミケル・メリーノの獲得に向けて交渉を続けているようだ。8日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。 21シーズンぶりのプレミアリーグ制覇に向けて、今夏の移籍市場で戦力拡充に動いているアーセナル。ブレントフォードからレンタル加入していたスペイン代表GKダビド・ラヤの買い取りオプションを行使すると、今夏のEURO2024でも躍動したイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを推定総額5000万ユーロ(約80億円)で獲得。昨シーズンのプレミアリーグで最少失点に輝いた守備陣の強化に成功した。 アーセナルはさらなる補強に動いており、現在はメリーノ獲得に向けてレアル・ソシエダとの交渉を進行中。現時点では移籍金の支払い条件と契約内容の詳細ついて合意に達しておらず、この2点についての協議が行われているという。なお、移籍金は2500万ユーロ(約40億円)以上になる可能性が高いようだ。メリーノ本人はアーセナルへの移籍を熱望しており、すでに2029年6月末までの5年契約締結で個人合意に達していると報じられている。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、今夏のメリーノ獲得に興味を示していたバルセロナとアトレティコ・マドリードは、選手本人がアーセナル移籍を希望している旨をすでに伝達されたとのこと。レアル・ソシエダとアーセナルの交渉は活発化しており、今後さらなるステップを踏む見込みと伝えている。 なお、レアル・ソシエダは現地時間9日にウニオン・ベルリンとのプレシーズンマッチを予定しているが、メリーノはこの試合の登録メンバーから外れた模様だ。
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