全国放送では「周りが優秀」と言うも…金子恵美「小泉進次郎“総裁”をローカルで『地頭悪い』」のワケ
8月28日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演した元自民党衆院議員の金子恵美氏(46)の自民党総裁選についてコメントが物議を醸している。小泉進次郎“総裁”は「周りが優秀だから期待できる」としたところ、ネット上で袋叩きにあったのだ。 【無邪気だねぇ】小泉進次郎、スタスタスタと軽やかすぎるウォーキング姿 《いやそれただの傀儡やんけ》 《トップは頼りなきゃだめだよ》 《周りに優秀な人がいる?どこに?》 9月6日に自民党総裁選出馬会見を行うとしている進次郎氏に対して、その能力を疑う声が多数あがっている中、金子氏が支持したのはなぜなのだろうか。 キー局プロデューサーは「ホンネではないでしょう」と見ている。 「というのも、金子さんは関西ローカルの番組で進次郎をコキおろしているのです。’24年3月17日に出演した『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ系)で、元NHK政治部記者の岩田明子氏に“ポスト岸田”について聞かれた際、金子氏は『小泉進次郎さんは地頭がよくない』とバッサリやった。これには夫の宮崎謙介元代議士(43)も思わず妻をたしなめていました」 金子恵美氏は7月28日、同番組に再び出演した際に「地頭が悪いって言ったことは反省もしたんです。すごく悪いことを言ったな」と反省の弁を述べたものの、「失言ではなかった」とあらためてコメント。これにはネット上で賛同の声が多く寄せられた。 《全国民が知ってるよ》 《剛速球悪口w》 《私もそう思います。何故ならそう思うからです》 金子氏は’04年のミス日本関東代表。’12年に衆議院議員に初当選、’16年には総務大臣政務官に就任している。主な政策テーマは福祉、IT、地方創生、子育て支援、女性活躍。現在は政治評論家、テレビコメンテーターとして活躍する才媛だ。 彼女が全国ネットとローカルでコメントを使い分けている意図は何なのか。前出のスポーツ紙記者は次のように語る。 「一見、全国放送と関西ローカルの番組で違うことを言っているように見えますが、“進次郎は有能ではない”という点では一緒。言い方を変えているのは、相手を選んでボールを投げているということですよ」 どういうことか。ベテラン政治ジャーナリストが解説する。 「金子氏は’20年に『許すチカラ』(集英社)という書籍を上梓しています。夫・宮崎謙介氏の過ちを彼女はどうやって許すことができたのか。築き上げてきたものを一瞬で失うほどのドン底からいかに這いあがったかが書かれているのですが、文章は平易で量も少なく、かわりに彼女の写真がたくさん入っている。読者が何を求めているのか、よくわかっているのです。全国放送でオブラートに包んだ言い方をしたのは、進次郎氏にいい印象を持ってもらって政界復帰に繋げようという意図があるのではないか」 金子氏の“ダメな男も支えられる”アピールは、進次郎氏に届くだろうか。
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