今年最も注目されたモデルは!? ヒントは「コア」 2024年アクセス数ランキング/FW部門
テーラーとキャロの牙城を崩すのは? 松山使用コブラが連覇を狙う!
2024年のGDOギアカタログで、アクセス数が多かったモデルをランキング形式で発表するシリーズ第3弾は、パター部門とアイアン部門に続き、フェアウェイウッド(以下FW)部門を発表。テーラーメイドとキャロウェイの2大勢力が強さを発揮する分野で、昨年見事No.1の座についたはコブラ「KING RADSPEED ツアー FW」。今年も松山英樹使用モデルが他を圧倒するか!? 【画像】2024年アクセス数ランキング/アイアン部門はこちら
■第10位:X HOT FW(キャロウェイ)
ランキングに滑り込みでランクインしたのは11年前発売のモデル、キャロウェイ「X HOT FW」。鍛造カップフェースと低浅重心設計により、「アマチュアでも300yd飛ばせる」というフレーズで元祖“ぶっ飛び系”となった名作FW。過去に連載していた試打コーナー「一刀両断」では、金谷多一郎プロが「クリアな音で心地いい弾き。アゲンストに負けない強弾道が打てる」と、独特の言い回しでその飛距離性能を絶賛していた。
■第9位:SIM2 MAX FW(テーラーメイド)
いまだに根強い人気を誇るテーラーメイド「SIM2」シリーズから、「SIM2 MAX FW」が第9位に。昨年4位からダウンしたものの、発売は約4年前にもかかわらずTOP10入りするのはさすがの存在感。「中古ギア情報」では、弾きの強いメタルヘッドながら、ヘッドサイズが大きい部分を評し、曲がらないFWの推薦モデルとしてピックアップしていた。
■第8位:RMX VD FW(ヤマハ)
ヤマハ「RMX VD FW」は、9位「SIM2 MAX」と並んで21年発売ながら、まだまだファンの多い人気作。4つの高機能素材を組み合わせて高反発性能と超低重心化を図った性能に、RMXカラーのレッドがソール面に配され、目を引くデザインに。同上「中古ギア情報」での曲がらないFW“中古名作劇場”でも推薦モデルのひとつに選ばれ、女子ツアーでの人気の高さを維持しているため、いまだ1本2万円台前半が相場となかなか値が下がらないことを知らせていた。
■第7位:KING RADSPEED ツアー FW(コブラ)
昨年No.1モデル、コブラ「KING RADSPEED ツアー FW」が7位に登場。今年も松山英樹のバッグにインしており、7月のスコットランド2連戦(ジェネシス スコットランドオープン、全英オープン)でも使用した3番アイアン(スリクソン ZX5 Mk II)を封印し、約3年間愛用してきた5W(コブラ KING RADSPEEDツアー)に変更して「パリ五輪」に挑んだ。5番17.5度を19度合わせで使用し、シャフトはグラファイトデザイン「ツアーAD DI」100g台、フレックスTXとの組み合わせが松山流。