12残塁で敗戦の阪神…解説陣が森下翔太の走塁に喝「このケースはノーアウトなので、タッチアップ優先」
◆ 「こういうとこが非常に大事になってくる」 阪神が日本ハムに大敗。阪神投手陣が日ハム打線の餌食となり、2-8で交流戦初戦を落とした。最終的には点差が開いてしまったゲームだったが、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた真中満氏は「今日も残塁が12個ともう1本とか出なかったんですけども…」と決定打がでない現状を憂いつつ「ちょっと気になったのが5回ノーアウト満塁の シーンなんですけど。渡辺(諒)選手のセンターへのフライで、ちょっと気になるプレーが…」とセカンドランナーの森下翔太がタッチアップしなかった場面に注目した。 解説として出演した野村弘樹氏は「深い外野フライなんで、当然三塁はタッチアップですよね。そして二塁もやはりノーアウトなんで、セオリーでいくとタッチアップできる体勢で待っていなければいけない」と説明すると 「これで森下選手がちょっと出すぎているんですよね。(捕球している)時点でもう半分ぐらいまで来ちゃってるので、結局タッチアップできず1点入って一・二塁止まり」と森下の状況判断が悪いと指摘すると、真中氏も「このケースはノーアウトなんで、タッチアップ優先。仮に抜けてホームに帰れなくてもしょうがない」とベースに付くのが基本と説いた。 さらに真中氏は「残留が12個って言いますけども、こういうちょっとした走塁で、ちょっと先に進んでることによって、得点率も上がってくる。細かいとこですけども、こういうとこが非常に大事になってくる」力説とすると、野村氏も「一・三塁になるとまたポジショニングも変わる変わってくる可能性があるので。そういったところも残塁が12になった原因」と分析していた。一打が出ないことを嘆くよりも、まずは基本のプレーを忠実にこなすことが大切だ。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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