日経平均、大幅続落…「円高警戒」で一時750円安、378.54円安の「36,203.22円」で取引終了【9月17日の国内株式市場概況】
2024年9月17日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
9月17日の日経平均株価は、日米金利差縮小などによる為替市場での円高進行が重しとなり、大幅続落。17~18日に開催されるFOMCでの利下げ観測が強まるなか、昨日の米ドル円相場は昨年7月以来となる139円台をつけました。こうしたなか、本日の国内株式市場では半導体関連銘柄のほか輸出関連株、金融株を中心に売りが広がり、日経平均株価は一時750円を超える下げ幅を記録しました。指数は引けにかけて下げ幅を縮小させたものの、前日比378.54円安の36,203.22円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが86銘柄、値下がりが135銘柄、変わらずが4銘柄。 日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、TDK〈6762〉、第一三共〈4568〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、中外製薬〈4519〉、NTTデータ〈9613〉、コナミ〈9766〉、テルモ〈4543〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は18億7,400万株で前日と比べて増加した一方、売買代金は4兆2,028.82億円となり、わずかに減少。 業種別では、海運業、水産・農林業、陸運業、空運業、食料品などが上昇した一方、保険業、銀行業、証券業、電気機器、輸送用機器械などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がマネジメントソリューションズ〈7033〉で+300円(+24.39%)の1,530円、2位がエターナルホスピタリティグループ〈3193〉で+485円(+15.70%)の3,575円、3位がプロレド・パートナーズ〈7034〉で+68円(+13.18%)の584円となりました。 一方、値下がり下位は、1位がアクシージア〈4936〉で-150円(-20.52%)の581円、2位がコーセル〈6905〉で-144円(-12.31%)の1,026円、3位がMacbee Planet〈7095〉で-309円(-9.76%)の2,856円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは29銘柄、年初来安値を更新したのは16銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部