写真：PC Watch

　Googleは10月31日(現地時間)、「Googleマップ」の機能強化を発表。同社のAI「Gemini」による回答や、ドライブルートの立ち寄り先追加が容易になる機能などが実装されるという。 【画像】Geminiによる検索機能の強化 　最大のトピックはやはりGeminiによる検索の強化で、たとえば友人が来ている際に「夜に友達とすべきこと」を尋ねれば、Geminiによって厳選されたバーや音楽ライブなどが検索結果として現れるようになる。その場所に関して役立つレビューなどもGeminiでまとめて表示される。 　加えて、「屋外席がある場所」、「静かな雰囲気」といった、その場所についてもっと知りたい場合もマップアプリから質問して回答を得ることができる。この機能は今週中に米国でAndroidとiOS向けに展開を開始し、検索でも今後数カ月以内にAIを活用したレビュー要約や場所に関する詳細な質問オプションなどを展開する。 　また、ドライブをする際にルート沿いの観光スポットなどを容易に追加できる機能を実装。ルート案内を取得してから、「立ち寄り先を追加」するだけで、ランドマークやアトラクション、景勝地、レストランのオプションが追加できる。 　このほか、車線や横断歩道、道路標識を地図上に明確に表示し、どの車線にいるべきかを正確に表示する機能や、冠水/除雪されていない道路などをドライバー同士が情報共有できる機能、駐車場から出口までのルート表示も実装される。この機能はAndroidおよびiOSで、30を超える大都市圏で展開され、今後さらに多くの場所に拡大する予定。 　さらに、ブリュッセル、京都、フランクフルトなど世界150都市のImmersive Viewの対応も行なわれる。