ターンオーバーもECLで大勝のチェルシー、「アイデンティティは明白」とチームの戦術理解を指揮官誇る
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 24日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のリーグフェーズ第2節、パナシナイコス戦に臨んだチェルシー。ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが先制点を奪うと、後半にはウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク、フェリックス、フランス代表FWクリストファー・エンクンクが追加点を決め、4-1の大勝を収めた。 20日にプレミアリーグ第8節のリバプール戦を戦い、26日には第9節のニューカッスル戦を控えるなか、スタメンを総入れ替えしたマレスカ監督。選手が変わってもチームは変わらないと内容を誇った。 「とても良いパフォーマンスだった。序盤は少し苦戦したと思う。特にオフ・ザ・ボール時のプレッシャーのかけ方の部分だ。その後はアジャストしてかなり良くなった。オン・ザ・ボールは良かったと思う」 「パフォーマンスは良かったし、私がいつも言っている重要なことは、選手が何人も入れ替わってもチームのアイデンティティが表れるということだ。もっと良くできるのは確かだが、オン・ザ・ボールやオフ・ザ・ボールのプレーぶりから、アイデンティティは明白だと思う」 また、ネトの右クロスから頭で今シーズン初ゴールを決め、2アシストも記録したムドリクに言及。ウイングに求めている動きが出来つつあると成長を認めた。 「(ムドリクの活躍は)とても嬉しいが、それは自分のためではなく彼のことを思ってだ。我々スタッフはミシャ(ムドリク)だけでなくチーム全員を後押しするため、長い時間を費やしている。そして我々は始動時から、ボックス内に入ってミシャが得点した位置まで到達できるよう、ウイングの選手たちと取り組んできた」 「彼はそのポジションを取るのに苦労していたが、今はたどり着きつつある。そして、そこが我々がゴールを決める場所だ。ジェイドン(・サンチョ)やノニ(・マドゥエケ)、ペドロ(・ネト)などすべてのウイングにとっても同じことだ。ボールはあそこにやってくるから、彼らはそこにいなければならない」
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