「最初は残ると言っていたが…」アトレティコ会長、モラタの去就を明言。話題のミラン移籍の可能性は? 「決断するのは彼だ」
アトレティコ・マドリードの会長エンリケ・セレソが、現地時間15日、スペインテレビ局『TeleCinco』の番組『TardeAR』に出演し、FWアルバロ・モラタの移籍問題について答えた。UEFAユーロ2024(EURO2024)の裏で話題となっていた同選手の去就は、どのような形で決着を迎えるのだろうか。 モラタはスペイン代表のキャプテンとしてEURO2024の全試合に出場し、優勝に大きく貢献。しかしピッチ外では、インタビューでスペイン国内での自身へのサポートの少なさを嘆き、サウジアラビアへの移籍が確実視されたものの、アトレティコ・マドリードに忠誠を誓うようなメッセージをSNSに投稿して否定するなど、去就についての話題に事欠かない1か月間だった。そして大会が終わりに近づくにつれ、フランス代表FWオリビエ・ジルーの後釜を探すミランへの移籍報道が熱を帯び、ミランへの移籍が決定的となっている。現地での報道では、今週中にもメディカルチェックが行われる見通しだ。 セレソ会長は、モラタの去就について、「彼は、最初は残ると言っていたのに、そのあとに去ると言いだした。アトレティコは、残りたい者が留まり、残りたくない者が去るチームだ。全く問題はない。しかし、モラタは素晴らしい選手で、素晴らしいセンターフォワードであり、素晴らしい人間であるがゆえに、私たちを困惑させるのだ。決断しなければならないのは彼だ」と、クラブとしてはモラタの意思を尊重する方針であり、彼の意向が変わったことでミランへの移籍が確実になったことを明らかにしている。
フットボールチャンネル編集部