話すことに特化したAI英会話アプリ「スピーク」って、なにができるの?CEO&CTOに直接聞いてみた
数えきれないほどの英会話・学習アプリが存在する現在。なかでも注目なのが、とにかく声に出して英語を話してみることに特化した学習アプリ「スピーク」です。 話すことに特化したAI英会話アプリ「スピーク」って、なにができるの?CEO&CTOに直接聞いてみた AIと英会話の練習ができるコンテンツが充実しており、スピーキングを通じて実践的な会話力を身につけたいビジネスパーソンにぴったり。 AIの音声認識技術を使って、不自然な表現や文法のミスなどを指摘してくれるほかにも、Open AIの最新API「GPT-4o」を導入することで、リアルタイムにネイティブと会話を交わしているかのような体験が可能です。 今回は創業者/CEOのConnor Zwick(コナー・ズウィック)氏、そして共同創業者/CTOのAndrew Hsu(アンドリュー・スー)氏にインタビュー。「スピーク」の効果的な使い方、そして目指すビジョンについて伺いました。 「スピーク」公式ホームページ>>
AIアプリならではの「ハードルの低さ、インタラクティブさ」
──「スピーク」アプリの特徴を教えてください。 コナー・ズウィックCEO(以下、コナー):「スピーク」はスピーキングに特化した会話型学習アプリです。AI技術を使った多種多様なレッスンにAI技術を取り入れることで、インタラクティブなスピーキング練習を繰り返し行なうことができ、流暢な会話能力の習得を可能にします。 動画から学ぶ「ビデオレッスン」は友だちとビデオチャットしているようなカジュアルな雰囲気で学習でき、AIと会話する「フリートーク」ではシナリオを自分で設定することも可能です。ビジネス英語に特化したコースもあります。 アンドリュー・スーCTO(以下、アンドリュー):「スピーク」では、基本的にユーザーの母語とユーザーが学びたい言語とをペアで考えていて、その組み合わせに最適なバイリンガルの先生がレッスンを提供しています。 対人のレッスンと違い、ミスを気にせずにしゃべることができるので、会話練習における心理的なハードルを下げることができるのも大きな特徴です。 ──開発にはどのような背景があったのでしょうか? コナー:僕たちは2人とも学校で外国語を長年勉強していたのにも関わらず、結局しゃべることができないままに終わってしまった経験を持っているんです。同じ課題感を持っているというところで、共鳴し合いました。 それから、僕らはどちらも大のテクノロジー好きで、基本的にものづくりが好きだということも共通していました。 「スピーク」を開発しはじめた当初からAIに関心を持っていて、この技術をもってなら究極の英語の先生をつくりあげることができるんじゃないか? と夢中になってつくり上げたんです。