2年で127試合に出場…マンCのアカンジが過密日程に警鐘「30歳で引退するかも」
マンチェスター・シティに所属するスイス代表DFマヌエル・アカンジが、過密日程への不満を口にした。15日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。 現在29歳のアカンジは、2022年9月にドルトムントからマンチェスター・シティに完全移籍。移籍後の2年間、クラブチームでは公式戦通算101試合に出場する一方、スイス代表としてはFIFAワールドカップカタール2022やEURO2024など26試合でプレーしている。 出ずっぱりの状況について、アカンジは「本当に大変だ」と心境を吐露。「今シーズンのことだけでなく、次のシーズンについても考えないといけない。リーグやカップを勝ち取ろうと言い、クラブワールドカップで決勝まで勝ち進んだとして、3週間後にはコミュニティ・シールド(スーパー杯)だ。で、僕たちはいつ休めばいいんだい?」と、2025-26シーズンから32クラブに拡張されるFIFAクラブワールドカップのカレンダーに疑問を投げかけた。 同選手は「30歳で引退するかもね!」と冗談を交えてハードスケジュールへの警鐘を鳴らし、国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)らに選手の負担軽減策を求めている。 「冬にも休みがなく、2週間空いたらラッキーだ。シーズンが終わってもすぐに戻って、次のシーズンに控えないといけない。その次の夏(2026年)にもワールドカップがある。終わりがないね」 「試合、そしてまた試合…。2~3年後にはどうなっちゃうんだろうね。ただ試合を重ねるだけでは、すべてが以前のままになるはずがない。選手のことも考えなければならない。いつかは疲れすぎて、これ以上試合に出られなくなる。ケガは必ず訪れる。絶対にね。可能な限りハードなトレーニングをしているし、フィットもしている。でも、それにだって限界はあるんだ」
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