「痛烈な一撃だ」ソトの争奪戦に敗れたヤンキース「昨オフのトレードで有力選手を手放した決断が痛手に」と地元NYメディア
歴史的な争奪戦が、ついに決着したようだ。現地12月8日、FAとなっていたフアン・ソトがメッツと15年7億6500万ドル(約1147億円)で合意したと複数の米メディアが報じた。昨オフに大谷翔平がロサンゼルス・ドジャースと結んだ10年7億ドル(当時約1015億円)を超えるMLB史上最高額の契約となった。 【動画】米放送局『SNY』と『ESPN』が、メッツとソトが契約合意したと報道 ソトを巡っては、2024年に所属したニューヨーク・ヤンキースをはじめ、トロント・ブルージェイズ、ボストン・レッドソックス、ドジャースも名乗りを上げていたが、左の強打者を射止めたのは、金満オーナーのスティーブ・コーエンが本気を出したメッツだった。 ニューヨークの放送局『SNY』は、ソトとメッツの契約合意報道を受けて、「ヤンキースにとって痛烈な一撃だ」と伝えた。同メディアによると、ヤンキースがソトに提示した条件は16年7億6000万ドル。メッツよりも期間が1年長い一方、総額が500万ドル少ない条件だったようだ。 「ソトとの再契約は、ヤンキースのオーナー、ハル・スタインブレナーとブライアン・キャッシュマンGMにとって今オフの最優先事項だった。ワールドシリーズで敗れた雪辱を果たすには、不可欠な選手だった。チームは左のスラッガーを大いに必要としていた」 しかし、ヤンキースは争奪戦に敗れてしまった。 「ソトを失ったヤンキースは、昨オフにソトを獲得するためにサンディエゴ・パドレスに有力選手をトレードした決断が痛手となった。パドレスからソトを引き抜くために、マイケル・キング、ドリュー・ソープ、ジョニー・ブリトー、ランディ・バスケス、カイル・ヒガシオカを送り込んだ。そしてキングは球界最高投手の頭角を現わした」 1年前に複数選手を手放したヤンキースは、代償を払って手にしたソトとの再契約も叶わなかった。24年にワールドシリーズに進出したチームからソトに加えて、アンソニー・リゾ、グレイバー・トーレスがFAで退団。はたしてヤンキースは今後、どのような選手を獲得して戦力を整えていくのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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