白間美瑠が語る初グラビアの記憶「歌もダンスもダメだけど、私の武器は『グラビア』なのかなと思ったんです」
ーー自画自賛ですね(笑)。これ以降も、白間さんはたくさんの媒体で水着グラビアを披露し、人気は跳ね上がるばかり。そしてこの年のAKB48 37thシングル選抜総選挙(6月7日・味の素スタジアム)で43位に選出されました。 白間 めっちゃ嬉しかったです。それまで三回、総選挙出ていましたけどずっと圏外。仲のいいNMBのメンバーだけでなく、後輩にも抜かれて、悔しい思いをしていましたから。 ーーやはりグラビアの反響も大きかった? 白間 それはすごくあると思います。雑誌に出ると毎回、手応えがあるんです。それこそ最初のソロ撮影のとき、私の武器はグラビアなのかなと思ったんですけど、それが確信に変わりました。グラビアを通じファンがどんどん増え、自分への自信もついていきました。 ーーまさか入った当初、自分の不甲斐なさに泣いてばかりいたとは思えないですよね。 白間 いやー、ほんまにそうですよ! ーーそして2014年11月にはNMB48の10thシングル「らしくない」で矢倉楓子さんとダブルで初のセンターを務めます。『週刊プレイボーイ』2014年46号(11月3日発売)ではそれを記念して二回目のソロ水着グラビアが掲載されましたが、一回目から1年も経たないにも関わらずものすごく自信に満ちた表情をしていますね。 白間 あー本当だ! 週プレさんの全然違いますよね。タイトルは「この顔覚えておいてや!」か。本当にそう思っていました(笑)。 ーーNMB48の初センターということで、アイドルとしての意識も随分と変わりました? 白間 もちろん。それまではずっとさや姉(山本彩)とみるきー(渡辺美優紀)ふたりの背中を見て踊っていましたけど、その時は自分たちがそのポジションなわけですから。絶対に振りを間違えられないし、なによりグループの顔。身が引き締まりましたよ。そしてもっと上にいかなあかん、いやいけるはずなんだって。ここから本気でギラつき始めましたね。 ●白間美瑠(しろま・みる)1997年10月14日生まれ 大阪府出身〇NMB48の1期生オーディションに合格し、選抜メンバーやセンターとして活躍する。2021年8月、グループを卒業し、ソロのアーティストに。公式HP「白間ん家」【】公式X【@shiromiru36】公式Instagram【shiro36run】 取材・文/大野智己 撮影/荻原大志