ヤンキースが、有望捕手をレッドソックスに放出 国際ボーナスプール増枠で佐々木朗希獲り資金確保へ
レッドソックスは、ウィンターミーティング最終日の11日(日本時間12日)、ヤンキースとのトレードで、若手控え捕手のカルロス・ナルバエスを獲得したと発表した。今年デビューした26歳の捕手は6試合に出場して打率2割3分1厘、3Aでは96試合に出場して打率2割5分4厘、11本塁打、58打点だった。捕手として58試合、DHで23試合、一塁手で12試合に出場。 【写真】佐々木朗希、美人アナと身長差スゴい2ショット ベネズエラ出身で、2016年の国際FA選手としてヤンキース入りしたナルバエスをレッドソックスが獲得したことで、ヤンキースの国際ボーナスプールに余裕が生まれた。これによって、注目の佐々木朗希投手の獲得を目指すヤンキースは、よりよい条件提示が出来る。一方、レッドソックスは、宿敵ヤンキースに対し、事実上の”佐々木資金提供”をした格好だ。 レッドソックスのブレスローGMは、この日、ホワイトソックスとの1対4のトレードを成立させ、ギャレット・クロシェット投手を獲得。更なる補強ポイントとして「(正捕手の)コーナー・ウォンのバックアップ捕手を獲得したい」と、控え捕手をターゲットとしていることを語っていた。佐々木獲りの見込みが薄いと認識し、ヤンキースのブーン監督も高評価していた若手捕手獲得に動いたようにも見える。 レッドソックスは21歳のドラフト4巡目の若手有望投手のロドリゲス・クルーズをヤンキースに放出。40人枠をあけるために、エマヌエル・バルデス内野手をDFA(事実上の戦力外)とした。
報知新聞社