【別府競輪(モーニング)FⅡ】中西勇が前検日のアクシデントを払しょくする逃げ切り
<21日・別府競輪・初日> 【記者コラム・森川和也の「追走一杯」】 前日とは全く違う落ち着きを見せていたのが、3Rで逃げ切った中西勇。赤板で伊藤司を突っ張ると、鐘3半4番手から叩く大中拓磨を軽く合わせてマイペース先行。サラ脚の地元・荘田竜斗をきっちりと振り切った。 実は前検日、自転車の到着が大幅に遅れるアクシデントがあった。「自分はちょっと抜けているところがあるし、完全なミスです」と到着までそわそわしていたが、翌日のレースでは動揺をみじんも感じさせなかった。▼準決6Rは同期の小川三士郎と激突。明らかに分が悪いとはいえ、前回高松の準決では同期の川田真也にはまって、番手捲りで1着を決めたばかり。ここはベテラン爲田学の作戦アシストも大きく、好勝負に持ち込めるかも。245ボックス。 ▼2日目1R(沢田勇治)完全な独りぼっちの戦いだが、巧者ぶりを生かすには絶好の舞台でもある。2、3着で絡めて23―4―23、57―4―157。