【緊急対策】鳥インフルエンザ発生防止へ 養鶏場に「消毒命令」消石灰を配布【新潟】
今シーズンも全国各地の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生し、県内でも2件が確認されていることを受けて、県は県内養鶏場の緊急消毒を実施すると発表しました。 今シーズン、県内では10月に上越市、11月に胎内市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生し35万羽余りが殺処分されています。さらに全国各地でも発生し発生リスクが高まっています。そのため県は「発生防止に万全を期するため」として、県内養鶏場などで、発生リスクが高い渡り鳥のシーズンをとおして継続的に消毒を行うよう、家畜伝染病予防法に基づく消毒命令による緊急消毒を実施することを決めました。 命令は11 月29 日付で、対象は100 羽以上を飼養する養鶏場など。消石灰を配布し、1週間をめどに場内や周辺に散布するよう指導するということです。