北陸放送

27日朝、石川県珠洲市宝立町で能登半島地震で被災した建物の解体作業をしていた71歳の男性作業員がショベルカーに頭をぶつけ死亡しました。 【写真を見る】「ショベルカーのフォーク部分が頭に」被災家屋の解体工事現場で岩手県の作業員死亡　石川・珠洲市 警察は労災死亡事故として調べを進めています。 警察によりますと27日午前8時10分ごろ、珠洲市宝立町南黒丸で能登半島地震で被災した建物の解体工事を行っていた岩手県北上市の解体作業員の男性（71）がショベルカーのフォーク部分に頭を打ちました。 ■作業中に何らかの理由でフォーク部分が頭に当たったか この事故で松田さんは、病院に運ばれましたが頭を強く打ちおよそ2時間半後に死亡が確認されました。 この現場では当時解体作業で出た廃材をトラックに積み込む作業を行っていて、男性はヘルメットを着用していたということです。 警察は何らかの原因で作業していたショベルカーのフォーク部分が頭に当たったとみてほかの作業員から話しを聞くなど労災死亡事故として調べを進めています。