「大きすぎる胸」「性的な視線」に悩んだ女性、12回のバスト縮小失敗→再建による傷跡を公開。前向きな姿に称賛の声
ビキニやランジェリーを堂々と着こなし、セルライトやストレッチマーク(肉割れ)、手術の傷跡がある“ありのままの体”をポジティブなメッセージと一緒に発信しているインフルエンサーのネリー・ロンドンさん(30歳)。現在胸の再建手術を行なっている彼女は、水着姿で新たな傷跡を公開。その勇気ある行動に、フォロワーからは称賛の声が届いている。 【写真】15歳で「男性からの性的な視線」...ネリー・ロンドンさんが公開した、バスト縮小→失敗→再建によってできた胸の傷跡写真 日々ボディポジティブなメッセージを発信し、インスタグラムでは約60万人ものフォロワーを抱えるインフルエンサーのネリー・ロンドンさんは先日、水着姿でビーチにいる写真をインスタグラムに投稿。胸の再建手術によってできた新しい傷跡について、このようにつづった。
「傷跡も気に入っている」
「今日は私にとって大事な日。初めて自分の新しい傷跡を人前で見せたの。確実に何人かの視線を浴びたんだけど、特に子どもたちが指をさすから親はすごく恥ずかしがっていて面白かった。でも正直なところ、この新しい傷跡の見た目はとっても気に入ってるんだ。前からあったみたいに感じるし、それっていいことでしょ。これからもずっと一緒なんだから」 傷跡を見せ、ポジティブなメッセージを発信したネリーさんの投稿には、2024年7月18日時点で74,000件以上もの“いいね”がついており、多くの人たちから称賛の声が寄せられている。 「この投稿が大好き!あなたは内面も外見もとても美しい」「自分の体を受け入れている姿がとっても素敵。受け入れるのは大変な道のりだからね。心からあなたを尊敬しています」「勇気をくれてありがとう!私は来月に両乳房切除術と乳房再建術を受けるのですが、今から傷跡を見せるのが怖くなっています。あなたのように受け入れる強さが私にあることを願っています」
大きな胸に悩み、乳房縮小術を決意
ネリーさんが胸の手術を受けたのは、今回が初めてではない。10代の頃からHカップの胸をもっていたため腰痛に悩まされ、さらには男性たちから性的な目で見られていたという。その当時のことを『The Sun』 誌のインタビューでこのように語っている。 「さりげなく見るのではなく、恥ずかしがり屋の15歳の私には耐えられないようなレベルで大きな声で叫ばれたり、冷やかされました。本当に容赦なかったんです。両親と出かけたとき、大人の男性たちが私をジロジロ見ていたのを覚えています」 そして19歳のときに 乳房縮小術を受けることを決意したネリーさん。手術を受けた結果D/DDカップになったものの、左胸に穴が開いているのに気づき再手術することに。しかし縫合糸にアレルギーがあることわかり再び手術をしようとするも、当時の医師が再び手術費を請求してきたため、それから10カ月は傷口が開いたまま過ごしていたという。 そして術後1年でやっと傷口がふさがったネリーさんは、最初に受けた手術を修正するために、これまでに12回ほどの再建手術を受けているとのこと。
ネリーさんは同誌のインタビューの最後にこう話している。 「今の胸の大きさには満足しています。でも正直なところ、治って健康であるのならどんなサイズでもうれしいと思います」 乳房縮小術が失敗してしまい、今も胸を修正するために闘っているネリーさん。傷跡も自分の体の一部として愛そうとしている姿は、きっと同じ悩みを抱える人たちにパワーを与えるはず。