鳥インフルで死者、アメリカで初…昨年は10州で66人が感染
【ワシントン=冨山優介】米ルイジアナ州は6日、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)に感染した患者が死亡したと発表した。米国で初の死亡例となる。患者は高齢で基礎疾患があり、鳥との接触があった。人から人への感染の拡大は確認されておらず、一般人の感染リスクは低いままだと説明している。 【図解】鳥インフルが拡大する経路
米国では乳牛などを介してH5N1の人への感染が広がっている。米疾病対策センター(CDC)によると、昨年はカリフォルニアやルイジアナなど10州で66人の感染が報告されている。