子どもをすべて「公立校」に通わせた場合、育て上げるまでにいくら必要?0歳から「児童手当」を貯めるといい?
大学の資金が足りない場合
公立の大学ではなく私立の大学へ進学する場合、貯蓄額が足りなくなる恐れがあります。以下で、大学の資金が足りない場合の対策をご紹介します。 ・大学に相談する ・奨学金を利用する ・教育ローンを利用する 大学には学費の支払いが困難な学生を支援するための制度があります。支払いの延期や分納制度を利用できる場合があります。 日本学生支援機構(JASSO)などが提供する奨学金制度を利用することも一つの方法です。奨学金の種類は、給付型奨学金(返済不要)や貸与型奨学金(返済必要)などがあります。 また教育費は、国や金融機関の教育ローンを利用することも可能です。ただし、貸与型奨学金と教育ローンは借りる金額が多いほど返済する金額も多くなるので、事前にしっかり計画を立てておいたほうがいいでしょう。
教育費は早いうちから準備しよう
公立の幼稚園から大学まで通わせた場合、総額で約773万円の教育費がかかることが分かりました。しかし、この費用はあくまで平均的なものであり、地域や家庭の状況、子どもの個々のニーズによって変動することがあります。 また、教育費以外にも生活費や習い事など、子育てにかかるその他の費用も考慮する必要があるでしょう。教育費の準備は、早ければ早いほど有利です。子育てにかかる総費用を見積もって、計画的に準備しましょう。 出典 文部科学省 中央教育審議会教育振興基本計画部会(第22回)教育投資参考資料集 こども家庭庁 児童手当制度のご案内 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部