検証!おつまみとダイソーの釣り餌で釣りしてみたら…意外な結果が…
海釣りで意外と頭を悩ませるのが、釣り餌の確保です。 時間帯や釣り場によっては、釣り自体の計画よりも、どう釣り餌を入手するかの計画を立てる方が頭を悩ませることも……。 【写真9枚】すぐにキジハタが釣れた餌も。セブンイレブンのおつまみとダイソーの釣り餌を使った釣りの様子を写真で見る そこで今回は、入手のしやすいコンビニやダイソーで買える釣り餌で、どれくらい釣果が出るのかを検証して見ました。
釣り方とターゲット
検証する釣り方は、岩場に潜む根魚をルアーで狙うハードロックフィッシュゲームです。 そして主なターゲットとなるのは、大変美味なキジハタという魚です。 本来は柔らかい材質でできたソフトルアーを釣り針に付けますが、検証のため今回はコンビニやダイソーで用意した餌を代わりに使用しました。
釣りに使用した餌
・セブンイレブンのおつまみ 炙りしめさば 熟成焼きいか いか塩辛 ・ダイソーの釣り餌 常温保存生エサHitくん 釣りに行く時間帯や場所によっては、釣りの当日に釣具店で生き餌を入手するのが難しい場合があります。 今回は、釣りの道中で入手が容易なセブンイレブンのおつまみと、釣りに行く前からあらかじめ購入しておける、保管が可能なダイソーの釣り餌を使用しました。
いざ実釣!各エサの使用感と釣果は?
◆熟成焼きいか まず使用したのは、セブンイレブンの熟成焼きいかです。 切り身の大きさが本来使用するソフトルアーに近いこともあり、釣り針に付けた雰囲気はなかなか様になっています。 40mほど遠投して海底を丹念に探ったのですが、残念ながら熟成焼きいかでは釣果は得られませんでした。 また、思ったよりも感触が硬く、釣り針に上手く刺すことができず少々苦労しました。 もしかしたら、硬いことにより魚の食いつきも悪かったのかもしれません。 ◆炙りしめさば 次に最初に使用したのは、セブンイレブンの炙りしめさばですが、思わぬ盲点がありました。 その食感から想像がつくことではあったのですが、身が崩れてしまい釣り針に付けることができません……。 時間が経ち、人間が食べるには少々危ないと感じるくらいに炙りしめさばが温かくなってしまったので、今回は足元に撒いてフグたちに食べてもらうことにしました。 ◆いか塩辛 実は、筆者が今回一番期待していたのはいか塩辛です。 触った感触は生のイカそのもので、塩辛エキスの集魚効果も高そうなので期待は高まります。 そして他のエサ同様に40mほど遠投して海底を探ったところ、すぐにターゲットであるキジハタが釣れてくれました。 しかし、いか塩辛は脂っこさなどから釣り針に刺す作業で苦労が絶えず、大きさも不揃いだったため、釣り餌としての使い勝手はイマイチ、というところです。 ◆常温保存生エサHitくん 今回用意したなかでは唯一の釣り専用のエサです。 セブンイレブンのおつまみと比較して釣り針に刺しやすく、釣りを続けていても身が崩れなかったことから、釣りのために作られている商品なのだと再確認できました。 しかし、色を2種類使いつつ探るも、肝心の釣果を挙げることはできませんでした。 リールを巻いて回収する際には、おびただしい数のフグが追いかけてきて、どんどんエサを食べられてしまいました。 釣果は得られませんでしたが、魚を誘う能力は高く、釣り針に刺すといった作業でも扱いやすかったため、釣り餌としては優秀であると感じました。