注目のドイツ発トラベルケース「Floyd」! 香港・中国・台湾を旅して分かった見た目だけじゃない人気の秘密
■【Floyd in 香港】独特の傾斜歩道でFloydが消えた!?
Floydを持って香港国際空港から香港市内へ。約50分ほどで市内の地上に出ることができました。 Floydを引っ張りながら予約した小さな安宿を探し歩いていたのですが、香港市内の歩道はレンガ道や荒いコンクリート道が続いたりして、想像以上にガタガタ。行き交う人々もバンバンぶつかってきます。 通常こういった場面ではいちいちキャリーの衝撃が腕に響くものですが、Floydはその衝撃を吸収するのか気持ち良いほどにスイスイ進んでくれます。この優れた走破性は、過去に使ったトラベルケースのいずれでも感じることがなく改めてFloydの特長を強く感じました。 ようやく目当ての安宿らしき建物を発見。しばしFloydを地面に置き、建物の名前を確認しに行ったのですが、数秒後に振り返ったところ……なんとFloydがありません。 「もしや盗まれたのか!」と慌てて四方を見回すと、歩道からひとりでにFloydがスイスイと車道のほうに移動。静かに転がってくるFloydを前に香港の人々も「こりゃなんだ?」状態。気づくのが遅ければ、そのまま車道に出て二階建てバスに潰されていたかもしれません。 ここで学んだことはFloydは、その優れた走破性がゆえに、バーやハンドルから手を離す際は、必ず横置きにすること。香港の歩道は水はけを良くするためなのか、車道に向かって歩道が傾斜していることもあり、このコツは死守すべきと痛感しました。
■【Floyd in 中国(深圳)】意外と良かったFloydのボディの厚み
香港から陸路で中国・深圳に入りました。 深圳は広い中国の中でも屈指の経済都市で、ここで暮らす多くが移民だという新しい街。そのため、香港の市内に比べ道路が広く路面で舗装されており、ここでもなんの問題もなくFloydを引っ張ることができました。 ただし、フリースロープのはずがその入り口に高い段差があったり、階段1段ごとが不均一だったり、めちゃくちゃ速いエスカレーターがあったりと、その細部には諸外国との確実な違いもありました。 もちろん、こういった場面でも柔軟に対応。中国・深圳でもなんの問題もなく巡ることができました。 また、意外と良かったのがFloydのボディのほど良い厚み。この厚みの上に、問屋ビルで購入した荷物を乗せキャリーバーと一緒に持ち歩きました。Floyd本来の特長以外の利点も強く感じた中国・深圳でした。