「党内で論戦するのが自民党」自民党総裁候補の加藤勝信氏に聞く党改革の要点とは?
「万機公論に決すべし」まずは議論をし、ルールを見直していく
党の総務会長の経験もある加藤氏は、政治資金の不記載問題について「党内でこのやり方はどうなんだろうという声があったが、止まってしまっていて、今につながっている」と、党のガバナンスが機能していなかったと省みます。 「声がしっかり出せる、きちんと議論されていくことが重要」と、五箇条の御誓文に示された「万機公論に決すべし」を示し、次のように語りました。 加藤氏「何かあればきちっと問題が上がり、みんなで議論していくことが大事。こうした党運営に対する姿勢は、改定したガバナンスコードの中にも書いてある。ガバナンスコードを遵守し、違反するものは厳正に対処する」 プラスアルファしなければならないものは速やかに足していくのも重要であるとし、「大事なことは、決めたルールは必ず守る、これだと思っています」と締めくくりました。