留置中の74歳男性が体調不良で病院搬送後に死亡 持病なく遺体解剖し死因調査へ 大阪府警城東署
大阪府警は留置していた74歳の男性が体調不良で病院に搬送され、その後、死亡したと発表しました。 死亡したのは6月下旬から不同意わいせつの疑いで城東署に留置されていた男性(74)です。 警察によりますと、7月30日午後、男性が「気分が悪いです、便秘のせいかもしれない」と訴えたため警察は医師に確認しましたが、「留置を続けても問題ない」との返答を受けました。 翌日31日の朝、男性が座り込んでいたので、警察官が「どうしんどいか言えるか?」と聞くと、「わかりません」と答えたということです。 警察は救急隊を要請しましたが、男性はまもなく意識を失い、搬送先の病院で死亡が確認されました。 男性に持病はなく、警察は今後、男性の遺体を解剖し死亡に至った原因を調べる方針です。 大阪府警城東署の鈴木義輝副署長は「当署では亡くなられた方の状況に応じて、速やかに救急要請しており、対応は適切であったと考えています。引き続き、適切な留置管理業務に努めてまいります」とコメントしています。
ABCテレビ
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