「ヘナで白髪染め」がオシャレに進化! 人気ヘアサロンの白髪率別「ヘナ染め」実例3選
style002:1か所集中ならハイライトでなじませる ハイライト+ヘナスタイル
全体としての白髪率はWさんと同じ20%程度であるものの、前髪のあたりに白髪率80%の部分があるというS・Yさん。このように、白髪部分が極端に集中しているのもよくある事例。 S・Yさん / ・白髪率は全体では20%程度だが、前髪のあたりに白髪率80%の部分あり。 ・白髪が多い前髪は、ヘナ5:インディゴ5で混合したブレンドヘナで。白髪がないサイドとバックは白髪がないため、ブリーチハイライトを入れて黒髪の色を抜いてからヘナ5:インディゴ5で染めた。
こんなときにはブリーチハイライトでバランスを取るといいんです!
「白髪の多い前髪は、ヘナ5:インディゴ5でシンプルに染めると、明るいブラウンのハイライトを入れたようになります。でもサイドやバックには白髪がないため、明るい毛束ができず、前髪の明るい部分だけが浮いてしまうんです。そこで、サイドとバックには細かいブリーチハイライトを入れて黒髪の色を抜き、“疑似的な白髪”を作ってから5:5のヘナで染め上げました」──uka広尾店 カラーリスト 前川俊介さん 前と後ろで明るさが自然につながり、ぐっとナチュラルな印象に。もともと明るめになっていた毛先とも調和して、美しいブラウン~ブラックのグラデーションカラーになりました。 Sさんは白髪が集中する前髪を中心に、3週間に1度はリタッチ。ヘナ5:インディゴ5のパウダーを使用。より暗く染まるヘナ3:インディゴ7のパウダーを使うこともあるそう。「ロングの場合はヘナ3:インディゴ7で暗めに仕上げてツヤを際立たせるのも手。ただしその場合は、ハイライトで明るい部分を作るのが難しくなるので、より繊細な調整が必要になります」とカラーリストの前川さん。
SIDE
毛先の明るさに合わせてサイドのインナーにも多めのハイライトを入れ、顔まわりを明るく仕上げています。 カラー/前川俊介(uka 広尾店) スタイリング/安田泰斗 メイク/保科真紀 (ともにuka 東京ミッドタウン六本木)