「ヘナで白髪染め」がオシャレに進化! 人気ヘアサロンの白髪率別「ヘナ染め」実例3選
style001:チラ見えする白髪を生かしてブラウンニュアンスに ベーシックヘナスタイル
こめかみや顔まわりの白髪率は30~40%、全体としての白髪率は20%程度というW・Aさん。オレンジ色のヘナ100%で染めてしまうと、白髪の多いこめかみや顔まわりにオレンジ色が強く出てしまうため、ヘナとインディゴのブレンドヘナで全体を染めています。混合の比率はヘナ5:インディゴ5です。 W・Aさん / ・こめかみや顔まわりの白髪率は30~40% 全体では20%程度 ・ヘナ5:インディゴ5で混合したブレンドヘナで全体染め
白髪に合わせたヘナとインディゴのブレンド比率を見極め
「ヘナ染めではその人の白髪の量や入り方に合わせた、ヘナとインディゴのブレンド比率の見極めが重要です。白髪を黒く染めたいと思うと、ついインディゴ多めにしたくなりがち。でもWさんの白髪率と白髪の入り方なら、少し明るめに思われるこの5:5の比率がベスト。このくらいなら白髪の部分が暗くつぶれず、ハイライトを入れたかのような微妙な明るさが生きるので、遠目に見たとき自然でやわらかな立体感が出るんです」──uka東京ミッドタウン六本木 カラーリスト 中田巧樹さん 白髪だった部分は明るいブラウンに染まり、細かいハイライトを入れたかのよう。ナチュラルな白髪をフル活用したスタイルです。植物染めのヘナは、肌への刺激が少ないという特徴もあります。「敏感肌で、ヘアカラーをしていたときは、しみるのを我慢していました」というWさん。ヘナにチェンジしてから約2年、刺激の面だけでなく、サロン通いの頻度も減ったこともうれしい変化だといいます。
TOP
白髪の多い部分の染まり方はこんな感じ。白髪の部分はブラウンに、それ以外は黒髪なので、自然な色の重なりが際立ち、立体感のある印象に。根元に伸びた白髪が気になる場合は、自宅でのリタッチも可能です。
SIDE
ヘナで染めたブラウンの髪とヘナによってツヤを深めた黒髪の重なりあいが光を通して透けて見え、ニュアンスが出ます。 カラー/中田巧樹 スタイリング/安田泰斗 メイク/保科真紀 (以上、uka 東京ミッドタウン六本木)