シクサーズの大黒柱エンビード[写真]=Getty Images

　10月14日（現地時間13日、日付は以下同）。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、ジョエル・エンビードが左ヒザのケガのマネジメントのため、プレシーズンゲーム残り3試合を全休することを発表した。 　シクサーズはここまでプレシーズン3戦を終えて1勝2敗。15日にアトランタ・ホークス戦、17日にブルックリン・ネッツ戦、19日にオーランド・マジック戦が組まれている。 　もっとも、エンビードはここまでプレシーズンゲームへ一度も出場していない。現在チームはこの男ができる限りベストな状態でシーズンを送ることができるように話し合いをしているという。 　シクサーズはタイリース・マクシーが2試合プレーして15、21得点、ポール・ジョージが1試合出場して23得点6リバウンドを残したが、“新生ビッグ3”のお披露目は、少なくとも24日のミルウォーキー・バックスとのレギュラーシーズン開幕戦までお預けとなった。 　昨シーズン。エンビードは平均34.7得点11.0リバウンド5.6アシスト1.2スティール1.7ブロックという驚異的な成績を残したものの、相次ぐケガに見舞われたほか、今年1月末にヒザの手術を余儀なくされ、39試合のみの出場に終わっていた。 　公称213センチで280ポンド（127キロ）のエンビードだが、トレーニングキャンプ時には25ポンド（約11.3キロ）から30ポンド（約13.6キロ）を落として参加していて、ヒザへの負担をさらに軽減するためさらなる減量を目指していると話していたと『ESPN』が報じている。 　マクシー、ジョージに加え、ケイレブ・マーティンやケリー・ウーブレイJr.、アンドレ・ドラモンド、エリック・ゴードン、カイル・ラウリー、レジー・ジャクソン、ガーション・ヤブセレらを擁するシクサーズのロスターはリーグ随一。 　だが健康体のエンビードが入ってこそ、このチームはベストメンバーとなるだけに、大黒柱がコンディションを整えて開幕を迎えることができるか注目していきたい。