島口の魅力を堪能 徳之島民謡大会 18組が伝統芸能や島唄など披露
第31回徳之島民謡大会(徳之島三町文化協会主催)が25日、鹿児島県天城町の防災センターであった。約200人が来場。島口(方言)をふんだんに用いた18組の伝統芸能や島唄、民謡、話芸などを堪能した。 大会は1991年に初開催。「徳之島民謡は島の心 みんなで守り育てよう」をテーマに島内3町が持ち回りで開催している。大会の趣旨から天城町文化協会の西慶蔵会長、森田弘光天城町長らも島口であいさつして開催を祝った。 プログラムは2部構成。島内3町の18組が出演した。夕凪会(徳之島町)メンバーとして島唄と三味線を披露した中元楓花さん(21)は「緊張でミスもしたので演奏は50点」と反省した上で、「島口は難しいけれど、昔の人が歌に込めた思いを想像しながら歌うと心が洗われる思いがする。今後も勉強を続けたい」と意欲を示した。