小池都知事が記者会見4月17日(全文1)お焼香にも行けないのは厳しい
無電柱化を希望する区市町村に支援
そこで無電柱化については、私はもう大変、国会議員のころから力を入れているわけでありますけれども、都道府県では初めての無電柱化推進条例ということを制定もいたしておりまして、全ての都道における電柱の新設の禁止をしたところでございます。また、センター・コア・エリアっていうところでの都道における無電柱化率っていうのもほぼ100%に近づいているというところであります。ただ禁止をするだけではなくて無電柱化を希望する区市町村に支援をする、それから再開発におけます面的な展開、コストの縮減、スピード感を持って取り組んできたところでございます。 ただ、民間の小規模な宅地開発ではコストの問題などから無電柱化が進まないで、電柱がぽんぽんと新設されてしまう。大きなお屋敷があったところが相続税の関係などでそこが更地になって、そこに何件も家が建つと、そのときは私有地でございますので、電柱がまず真っ先に建つというような、これまでの流れでありますが、今年度新たに小規模な宅地開発での無電柱化に取り組むというものであります。 具体的には無電柱化に先導的に取り組む開発事業者に費用を助成いたします。そして電線管理者や道路を管理する区市町村と連携して、宅地開発における無電柱化のノウハウを共有するというものであります。また、開発事業者に宅地開発での無電柱化のポイントとなる情報をまとめたパンフレットを配布しまして、無電柱化を促すというものであります。
事業への応募はメールでも可能
助成の概要についてでありますが、対象となりますのは島嶼部を除きます都内において行われる事業、そして単独地中化方式という工法で無電柱化に取り組んでいただく。3000平方メートル未満の宅地開発となります。開発事業者が無電柱化に掛かる設計費、工事費としてお支払いになった費用を助成するというものであります。こうした取り組みは全国的に見ましても他に例のない先駆けとなるものかと存じます。5月7日から12月28日まで、今年いっぱい、このパイロット事業の募集を行います。また、お問い合わせにつきまして、応募についてはメールでも対応が可能となっておりますので、今、直接、来庁、この都庁に来られなくてもエントリーができるというものであります。 今年度ですけれども、10件程度を予定しておりまして、これまでの再開発などのまちづくりなどにおける面的な展開に宅地開発という新たな視点を加えることで、さまざまな施策、総合的に展開しながら無電柱化をさらに進めるというものでございます。以上、私のほうからのご報告、3点でございました。マスクしてると結構、息が、1人しゃべりすると結構きついんです。すいません、ちょっとお聞きづらいところがあったかもしれません。以上です。 【書き起こし】小池都知事が記者会見4月17日 全文2に続く