小池都知事が記者会見4月17日(全文1)お焼香にも行けないのは厳しい
きのう1日で8813件の問い合わせ
また特措法に定めます要請等の措置でございますけれども、いろいろとご質問いただいております。またご不安な方からのさまざまなご連絡をいただいているわけですが、こちらのほうに緊急事態措置等・感染拡大防止協力金、ほとんどのお問い合わせ、きのう1日で8813件お問い合わせをいただいておりますけど、こちらの番号に対してでございます。主にやはり協力金に対しての対象になるのかどうか、要件はどういうことなのかといったようなお問い合わせをいただいているところでございます。ご質問、疑問に思うところなど、どうぞこちらのほうにお問い合わせをいただきたいと思います。 それから次に、入院が必要な患者さんが増加しております。その場合の医療提供体制などに関して国の考え方に基づいて自宅療養の対象、それから療養終了までの考え方についてあらためてまとめておきたいと思います。 まず自宅療養の対象ですが、陽性が判明された方のうちで無症状や軽症の状態にあって、そして医師が入院は不要だと判断して、自宅療養が可能、そして本人が希望する方に自宅療養をしていただいております。療養の期間ですが療養開始から14日間経過もしくは検査によって陰性が確認されるまでの間となります。この間は外出をしない、そして自宅で安静にお過ごしいただくということになりますけれども、安心して療養いただけますように保健所等によります健康状態の定期的な把握であったり、相談体制の確保、状況に応じましては適切なフォローアップを実施しているところでございます。
宿泊療養施設は今日から3施設目の受け入れ開始
また受診が必要な場合ですけれども、早急に医療機関につなげる体制を確保しまして、症状の悪化などに迅速かつ適切に対処してまいります。またこのような医療的なケアについては区市町村、そして東京都の医師会と連携をしまして、安心して自宅で療養できるように万全を期してまいりたいと考えております。 併せまして、すでに取り組みを開始いたしております無症状や軽症の方々に療養していただくホテル、宿泊療養施設でありますけれども、今日から3施設目の受け入れを開始したところでございます。これまではご本人が高齢であったり、そもそも基礎疾患をお持ちで、基礎疾患がないとか、医師が治療が必要ではないと、すいません、ちょっとあらためて申し上げますと、そもそも基礎疾患がないとか、医師が治療の必要がないと判断した人で入院されておられる方がおられたわけですね。軽症、無症状の方々。今回の施設ですけれども、検査で陽性が判明したけれども、お医者さまから入院治療が必要な状態ではないと判断されたけれども、家族と生活空間を分けられないとか自宅療養が難しい方を対象とするものでございまして、その方々に今日から3つ目のホテルのほうにお入りいただくということとなっております。 この取り組みですけれども、重篤・重症患者の方のための病床の確保に加えまして、患者さんの健康観察を施設で行うことで、保健所のほうは業務が増大しておりまして、そちらのほうの負担軽減につながるというものでございます。医療体制を危機的な状況に追い込まないため、重要な取り組みでございます。万全を期して進めてまいります。 それからあらためて今回の予算のほうにも盛り込んでいるんですが、妊婦さんが妊婦健診を受けるなど必要な、不要不急ではなくて要で急のときに外出される、その際には公共交通機関をお使いになるのが怖いという方々、そういった方々に感染の防止の観点から妊婦健診などの際のタクシー移動に使えるチケットの配布を支援するという、そのような項目も今回の補正予算の中に盛り込んでおります。あらためてお伝えしておきたいと思います。