小池都知事が記者会見4月17日(全文1)お焼香にも行けないのは厳しい
まだまだでございます
その中で、感染が蔓延している中で特に重点的に感染拡大の防止に向けた取り組みを進めていく地域といたしまして東京都を含めました13都道府県を特定警戒都道府県と定めたということであります。東京都といたしまして、なすべきことは他の道府県とも連携しながらしっかり取り組んでまいりたいと考えております。 それから4月7日でありますが、国による緊急事態宣言が発出されたわけですけれども、その以降、都民の皆さま方や事業者の皆さまには外出の自粛、そして施設の休業など協力をいただいているわけでございますけれども、国もこの緊急事態、1カ月で終えるためには最低7割、極力8割の接触削減、これをなんとしてでも実現しなければならないと言っております。そのためにはもう一段の協力をいただきたいと国のほうの呼び掛けもございます。まだまだでございます。ぜひとも皆さま方のご協力、引き続きお願いを申し上げたく存じます。 また今回の国難ともいうべき危機的状況に際しまして、行政としてあらゆる手だてを総動員いたしましてなすべきことを果たす。そのために都は感染拡大を阻止するための経済活動と都民生活、この両方を支えていく。そして同時に社会構造の変革を促していく。このように直面する危機を乗り越えるために3つの視点を重視いたしまして、本日から始まりました東京都議会において、これまで総額約8000億円の東京都緊急対策を組んでまいりましたけれども今回、第4弾、これを策定いたしたところであります。リーマンショック、東日本の大震災におけます緊急対策を大きく上回る額となっておりまして、まさしく前例のない過去最大規模の対策となります。 そして緊急対策に掲げます施策のうちで6月までに着手すべき事項を具体化いたしまして、総額3574億円の補正予算、今日から始まりました都議会、令和2年度4月都議会臨時会のほうに提案させていただきました。この補正予算を速やかに執行いたしまして、感染症の拡大を阻止するとともに経済活動や都民生活を守り抜くために都庁の総力を挙げて取り組んでまいります。