実はお金をムダにしている節約術6選
3. 割安なガソリンスタンドまで遠出する
給油するときも、1リッター当たり数円というお金のために、安いガソリンスタンドまで出かけたくなるものです。 余分に移動する距離が数ブロックだけとか、比較的効率のいい別ルートがある、または近いうちに済ませなくてはならない用事をついでに片づけられるという場合は、それでいいかもしれません。 しかし、割安なガソリンを入れるためだけに、住んでいる町の反対側まで出向くとなれば、時間もお金もかかります(往復のドライブにもガソリンが必要です)。 遠出する距離を考えれば、1リッター当たりの価格に大きな差がない限り割に合いません。燃費の悪い車ならなおさらです。
4. なんでもまとめ買いする
大型量販店のコストコ、あるいはAmazonなどでまとめ買いすると、事前に支払う金額は多くなりますが、長い目で見れば節約になっている気がします。商品1つあたりの価格が安くなるからです。 トイレットペーパーやキッチンペーパーなど、商品によっては、大量買いがもっともなものもあります。それなりの期間内に使い切ることが確実だからです。 大家族のお腹を満たしたり、自宅に大勢を招いたりするときに欠かせない定番商品を買う場合もそうです。 とはいえ、まとめ買いにも、隠れたコストがいくつかあります。 それに、50ポンド(およそ22キログラム)のジャガイモを買ったものの、すぐに使う予定がなかったり、まとめ買いした石けんやシャンプーなどを半分ほど消費したころに、ブランドを変えることにしたりすれば、最終的にはお金がムダになってしまうでしょう。 さらには、まとめ買いした商品を保管しておく場所も必要です。
5. 安価品に手を出す
できるだけ節約しようとして安物に手を出すと、最終的にはもっとお金がかかってしまう羽目になりかねません。 家具やシューズ、洋服、テクノロジー機器などの低価格版は、品質があまりよくなく、すぐに傷んだり、あっさり壊れたりします。 つまり、頻繁に交換を迫られ、総合的にはお金がもっとかかってしまうわけです。はじめから良質な商品を買っていれば、そういうことにはなりません。 ということで、購入する商品を決めるときは、その価値をよく見極めましょう。 たとえば洋服なら、高めだけど何年も長もちするアイテムと、安めだけど1シーズン着ただけで捨ててしまうアイテムについて、着衣1回あたりのコストを比較するのです。 価格よりも価値を優先できるような金銭的余裕のある人ばかりではありませんが、可能であれば、商品の価値をじっくりと検討すべきです。